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お知らせ

外観検査AI「Gemini eye」がJetsonシリーズに対応。無線通信で複数ラインのリアルタイム監視が可能に。

Gemini eye for Jetsonを、2020年7月1日(水)より提供開始します。
Gemini eye for Jetsonは、Gemini eyeの拡張ソリューションです。Gemini eyeで作成したAIモデルを利用し、Jetsonシリーズで外観検査を行えます。

 

【背景】
製造現場においては、セキュリティや遅延の観点よりクラウドサービスが利用できないケースが少なくありません。フルスペックPCを利用したAI運用は充分なマシンパワーを保有する一方で、設置スペースやコストの面で課題を抱えています。そのため、リアルタイムに処理を行えるコンパクトで安価なエッジAIソリューションへの期待が高まっています。
また、AIの現場導入が着実に進み、複数ラインの同時検査ニーズが高まっており、AIベンダーには対応が求められています。

 

【製品・サービスの概要】


Gemini eye for Jetsonは、Gemini eyeの拡張ソリューションです。
Gemini eyeで作成したAIモデルを利用し、Jetsonシリーズで外観検査を行えます。
複数ラインを同時監視できるほか、無線通信も利用可能です。

 

<4つの特長>
1.Jetsonシリーズでの動作
現在発売されている全てのJetsonシリーズに対応をしています。※1
現場のニーズに合わせ、希望の製品にて運用ができます。

 

2.複数ラインの監視
複数台のJetson端末を用いて、複数ラインを1つのPCで同時監視できます。
ライン数に制限はなく、簡単に拡張ができます。

 

3.リアルタイム判定
Jetson端末でリアルタイム処理を行い、不良品の判定を行います。
Jetson Nanoでも5fps以上の処理速度を実現しています。※2

 

4.無線通信対応
Jetson端末に無線通信機能を拡張することで、無線での利用が可能になります。
検査ライン周りの配線やルータ配置に困ることはありません。

 

 

※1 2020年6月現在。Jetoson Nano、Xavier NX、AGX Xavier、TX2の各開発者キット、モジュール搭載製品に対応。
※2 1280x720(HD)の動画を用いて、検査対象200x200を処理。

 

操作画面イメージ。監視PCのブラウザを通じJetson端末を操作し、Gemini eyeの運用機能を実現します。
操作画面イメージ。監視PCのブラウザを通じJetson端末を操作し、Gemini eyeの運用機能を実現します。

Jetsonでの検査イメージ。検査ライン数の制限はなく、4ラインを超える同時監視も可能です。
Jetsonでの検査イメージ。検査ライン数の制限はなく、4ラインを超える同時監視も可能です。


システム構成イメージ。複数のJetson端末を繋げて、1つのPCで監視ができます。
システム構成イメージ。複数のJetson端末を繋げて、1つのPCで監視ができます。


 

【提供方法】
Jetson端末のセットアップと利用ライセンスをセットでご提供します。
端末は自社でご用意頂くか、当社が別料金で準備します。
Gemini eye for Jetsonを利用するためには、予めGemini eyeのライセンス契約が必要です。
利用料金の詳細につきましては、Gemini eye紹介HPをご覧ください。

《URL》
https://proscons.co.jp/geminieye/

 

【導入・検討企業】
大手自動車部品メーカー様、大手自動車メーカー様、大手エレクトロニクス商社様、大手水産加工食品メーカー様
、大手菓子食品メーカー様、大手半導体デバイス検査装置メーカー様、大手化学メーカー様、大手住宅建材メーカー様…他
多種多様な業界、企業様に向けて提供をしております。

 

【今後の展望】
教師なし学習手法だけでなく、教師あり学習とのハイブリッドAIを用いる等ソフトウェアの高度化をしていきます。
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